令和5年度一般・各特別会計決算

更新日:2025年1月31日

委員会での主な意見・要望

歳入

 ふるさと応援寄附金については、新たに返礼品として導入されたゴルフ場プレー券などのさらなるPRや返礼品の工夫に努めること。

総務費

 広報費については、市民以外の対外的な広報に積極的に取り組むとともに、より効率的に発信するためにも、情報を横断的に一元管理できる体制を検討すること。
 また、新たに導入した事業や制度については、様々な広報手段や媒体を活用するなど、市民に分かりやすく伝える方策を検討すること。
 選挙出前講座については、実施校の増加に向け、市から積極的な働きかけを行うこと。
 自転車ヘルメット購入支援事業については、市内の高校生世代に対する当年度の補助率が約3%となっており、小・中学生の模範ともなることから、引き続きヘルメット着用率の向上に努めること。

民生費

 人権啓発リーダー等育成交流事業については、若者や女性も研修会に参加しやすいよう広報の手段を検討し、現役世代が関与できる環境づくりに努めること。
 性の多様性や性的マイノリティについては、来庁者に対する啓発や意識づけにつながるような掲示物を市の窓口に配置するなど、当事者が来庁しやすい環境づくりに取り組むこと。
 研修機会確保対策事業については、保育士人材の育成のためにも、制度のさらなる周知に努めること。
 緊急通報システム設置事業については、今後ひとり暮らしの高齢者が増えることが予想される中、設置台数の増加に向け、より一層の周知に努めること。
 

衛生費

 子ども環境リーダーについては、出前環境教室の開催数の増加につながるよう申込み方法を工夫するなど、幼少期からの環境保全意識の醸成に努めること。
 市の公共施設に太陽光発電設備を設置するため、導入可能性の調査を行っているが、停電時にも利用できる同設備は災害対策の面でも有用であることから、災害時の緊急避難施設に指定されているコミュニティセンターを中心に、設置に向けて積極的に検討すること。

労働費

 多様な人材の活躍促進等に取り組む企業を「徳島市ダイバーシティ経営企業」として認定し、特に優れた取り組みを行っている認定企業に奨励金を交付しているが、多様な人材が柔軟に活躍できる環境づくりにもつながることから、さらなる制度の周知に取り組むこと。

農林水産業費

 農業従事者が、化学肥料や農薬の使用を抑制するなど環境負荷の少ない農業を実践する場合に、市から補助を行っているが、環境負荷低減に取り組む農業の推進に向けて、各関係機関と連携しながら事業に取り組むこと。 

土木費

 アミコビルの再生に向け、徳島都市開発株式会社が行うビルの改修工事に対し、市から補助金が出ているが、今後、ビルの老朽化に伴い劣化箇所の増加が想定されることから、同社に対し、適宜対処を要請するとともに、将来必要となる維持修繕費用の担保を求めること。
 すいすいサイクル事業については、事業の目的や利用方法が十分に浸透していないことから、歩行者の安全や自転車の交通マナー向上のため、整備と並行して利用方法やルールの周知を徹底すること。
 令和10年度末に予定されている交通局の廃止を見据えた地域公共交通の在り方について、交通局廃止後におけるバス路線の移行や地域公共交通の維持を念頭に、早期のスケジュール提示に向けて協議を進めること。

教育費

 スクールヘルパー派遣事業については、派遣を希望しなかった学校も多いことから、校長会等で事業の周知に努めるなど、教職員のさらなる負担軽減に取り組むこと。
 小・中学校に導入した児童・生徒用のタブレット端末については、教科書の改訂に伴って掲載量が増加するQRコードを効果的に活用し、楽しい学びを支援する学習ツールとしてさらなる活用を図ること。
 とくしま動物園については、入園者のより一層の増加に向け、さらなる大型動物の導入について検討するとともに、展示動物に関する広報・周知にも取り組むこと。

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