更新日:2022年5月17日
日時:令和4年4月12日(火曜日)午前10時30分から
場所:徳島市役所13階 第一研修室
1. 春の特別展「真言宗御室派(おむろは)の寺宝(じほう)と四国・徳島」の開催について
2. 住宅用太陽光発電システム・蓄エネルギー機器等導入支援事業について
3. 第4次男女共同参画プラン・とくしま策定市民会議の委員募集について
4. 阿波おどり観光プロモーション動画の公開について
動画配信(手話付き)は、ユーチューブ徳島市公式チャンネル(外部サイト)
注記:この動画は、記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。
1. アミコビルの再生について
動画配信(手話付き)は、ユーチューブ徳島市公式チャンネル(外部サイト)
注記:この動画は、記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。
春の特別展「真言宗御室派の寺宝と四国・徳島 」の開催 について(PDF形式:160KB)
住宅用太陽光発電システム・蓄エネルギー機器等導入支援事業について(PDF形式:164KB)
第4次男女共同参画プラン・とくしま策定市民会議の委員募集について(PDF形式:182KB)
阿波おどり観光 プロモーション動画 の公開について(PDF形式:231KB)
4月16日から5月29日の間、徳島城博物館で開催する春の特別展「真言宗御室派(おむろは)の寺宝(じほう)と四国・徳島」について、ご説明いたします。
この展覧会は、徳島御室派(おむろは)青年教師会結成40周年記念事業実行委員会のご後援をいただき、徳島県内の御室派(おむろは)寺院のうち、8ヶ寺から寺宝(じほう)をお借り受けし、徳島城博物館において公開いたします。
今回、開催する特別展では、三好市・長楽寺(ちょうらくじ)に所蔵される重要文化財「楊柳(ようりゅう)観音像」をはじめ、弘法大師空海の誕生から入定(にゅうじょう)までの事績を刺繍で描きあげた大作として知られる徳島県指定文化財「弘法大師行状(ぎょうじょう)曼荼羅」全4幅を展示する他、美馬市・願勝寺(がんしょうじ)所蔵で平安時代末期の作と考えられる「釈迦如来坐像」など貴重な文化財を公開いたします。
これらの公開に合わせて、御室派(おむろは)の総本山仁和寺(にんなじ)の後方にそびえる成就山(じょうじゅさん)には、江戸時代に四国八十八ヶ所の写し霊場である御室(おむろ)八十八ヶ所が開創(かいそう)されており、仁和寺(にんなじ)と四国とは深いつながりがあることから、御室(おむろ)八十八ヶ所の建立に尽力した阿波国出身の寺侍・久富(ひさとみ)遠江守(とおとうみのかみ)の肖像画も初公開いたします。
この展覧会に出展される寺院所蔵の文化財は、徳島城博物館では初めて展示されるものであり、各寺院の寺宝が一ヶ所に集結するものとなります。
徳島県内では30年振りの公開となる重要文化財「楊柳(ようりゅう)観音像」や県指定文化財の作品など、このように多くの貴重な文化財を公開することができるのは徳島御室派(おむろは)青年教師会の皆さまのご協力とご支援のおかげでございます。この場をお借りして厚くお礼申し上げますとともに、この機会に、市民の皆さまはもちろん県内外からも多くの方にご来館いただき、徳島県内で大切に守り伝えられてきた文化財の価値と魅力を是非、実感いただきたいと思います。
次に、住宅用太陽光発電システム・蓄エネルギー機器等導入支援事業についてご説明いたします。
昨年8月、気候変動に関する政府間パネルが発表した第6次報告書において、人間の活動が地球温暖化の原因となっていることが初めて言及され、世界の地球温暖化対策に向けた取組みは新たな局面を迎えております。
日本政府においては、地域脱炭素ロードマップが環境省主導でとりまとめられ、自家消費型の太陽光発電の普及が重点対策に取り上げられるなど、脱炭素社会の実現に向けた取組みの方向性が示されたところであります。
このような状況の中、このたび本市では、再生可能エネルギーの普及を図ることを目的に、住宅用太陽光発電システムや蓄エネルギー機器などを自ら購入して設置しようとする市民の方を対象に補助金を交付することといたしました。
補助の内容は、住宅用太陽光発電システムの設置については、1件につき上限で5万円・家庭用蓄電システムについては、1件につき上限で10万円・電気自動車等充給電設備については、1件につき上限で10万円の3種類を設定しております。
また、本年度の補助件数は、住宅用太陽光発電システムについては、50件程度・家庭用蓄電システムと電気自動車等充給電設備については、あわせて75件程度を予定しております。
補助金の申請は、4月15日より受付いたします。なお、受付が予算を超えた場合は、受付を終了することもございます。申請に必要な書類など、詳細については、ホームページにてご確認ください。
脱炭素社会の実現に向けて、住宅の建て替えなどをお考えの折には、是非、再生可能エネルギーの導入に向けてご検討いただければと思います。
次に、第4次男女共同参画プラン・とくしま策定市民会議の委員募集についてご説明いたします。
現行の第3次男女共同参画プラン・とくしまの計画期間が令和4年度末で終了することから、令和5年度から始まる新たな第4次男女共同参画プラン・とくしまを策定します。
このプランは、男女共同参画社会基本法第14条に基づき、本市における男女共同参画社会の形成の促進に関する施策を、総合的かつ計画的に推進するために必要な事項を定めるものです。
次期プランを策定するにあたりましては、第4次男女共同参画プラン・とくしま策定市民会議を設置し、市民の皆さんから男女共同参画に関する多岐にわたるご意見をお聴かせいただきながら、プランの策定作業を進めてまいりたいと考えております。
つきましては、市民会議の委員として公募委員を2人募集いたしますので、是非ご応募いただきますようお願いします。
応募方法等につきましては、本市ホームページに掲載しております。また、広報とくしま4月15日号でもお知らせする予定としております。
阿波おどり観光プロモーション動画の公開について、ご説明いたします。
徳島市では、阿波おどりの魅力を国内外に広くPRするため「阿波おどり観光プロモーション動画」を、本日4月12日から市の公式観光サイト「Fun!Fun!とくしま」にて公開いたします。
動画は、アフターコロナを見据えたインバウンドをターゲットに、洗練した踊り、夏本番を感じる迫力ある鳴り物、日本の伝統美である浴衣を中心とした映像となっております。
ユーチューブやインスタグラムなど、各種SNSで効果的に配信し、国内外で多く視聴していただけるように、動画は3種類あり、それぞれ英語、中国語、韓国語を制作しております。
ぜひ多くの方にご覧いただき、プロモーション動画を、家族や友人、お知り合いに、ご紹介していただきたいと考えております。
また、動画公開にあたり、市の公式観光サイト「Fun!Fun!とくしま」に阿波おどりの専用ページを制作いたしました。専用ページでは、動画を視聴できるほか、動画制作時に収録した鳴り物の音色などがダウンロードでき、ご自由にお使いいただけますので、さまざまなシーンでご利用いただければと思います。
今回制作したプロモーション動画をきっかけに、国内外に阿波おどりファンが増え、本場・徳島市の阿波おどりを見たい、そして、徳島市に訪れたいという方が1人でも多く増えることを期待しております。
発表事項に続きまして、本市の主要プロジェクトの一つであり、中心市街地活性化の一翼を担うアミコビルの再生について、1点ご報告させていただきます。
アミコビルの管理運営主体である徳島都市開発株式会社では、今年10月予定のグランドオープンに向けまして、リニューアル工事などに必要となる資金を調達するため、徳島県中小企業活性化協議会のご支援をいただきながら、金融機関や債権者の皆さまと、精力的に協議を重ねてきたところです。
その結果、金融機関や債権者の皆さまとの協議が完了し、このたび、同社に対する金融機関による融資協力が決定いたしました。
具体的には、新たな取引機関を含む複数の金融機関から、新規の長期資金として、総額20億円の融資が、今後、順次、実行されるというものであり、本日午後にも、徳島都市開発株式会社から正式に発表される予定と聞いております。
本市といたしましても、金融機関をはじめ、関係者の皆さまのご理解とご支援に、深く感謝を申し上げます。
同社における民間資金の調達につきましては、これまで交渉事であるため、その内容を明らかにすることは難しい中で、前向きに協議が進んでいることは、市としても様々な機会を捉え、市民の皆様への説明、発信に努めてまいりましたが、私の解職請求を進めていた住民団体の方々は、同社が、「どの金融機関も融資しなかった」、「破綻寸前の会社」であるとして、本市の貸付金は「税金の無駄遣い」と繰り返し主張され、市議会の一部議員の方々からも、同趣旨の批判を頂いていました。
こうした中で、今回の金融機関による融資協力の決定は、徳島都市開発株式会社の経営安定に資することはもちろんのこと、アミコビルとその管理運営を担う徳島都市開発株式会社が、再生可能であると、客観的に認められたものと考えておりますし、本市とともに民間 支援の体制が整ったことは、アミコビル再生への非常に大きな後押しになると確信しています。
また、本市の貸付金につきましては、金融機関が融資しやすい環境をつくるという大きな目的が達成されたことから、徳島都市開発株式会社と協議の上で、今後速やかに抵当権の設定を進めたいと考えており、金融機関の皆さまからも、ご理解をいただいております。
現在、長期化するコロナ禍に加え、ウクライナ情勢の社会経済への影響が強く懸念される状況ですが、明日13日からは、キーテナントとなる三越徳島が、第1弾のオープンとして、待望の営業を開始する予定であり、商業関係者や市民の皆さまからは、歓迎や期待する声が届いています。
この秋には、アミコビルのグランドオープンが控えており、徳島都市開発株式会社には、その準備を着実に進めていただくとともに、本市としても、引き続き、緊密に連携しながら、アミコビルの再生に全力を傾注してまいりますので、よろしくお願いいたします。
(毎日新聞社)
太陽光発電システム、蓄電システムあとV2Hに対する補助ですが、この3種類は併用できるのでしょうか。
(環境保全課長)
補助内容の3種類ですが、併用することは可能です。3種類設置された場合は、上限で25万円の補助となります。
(読売新聞社)
グランドオープンに向けて、2023年1月期までに42億円程度必要ということですが、市から20億円融資をしているので、この度の融資は残り20億円ということでしょうか。
(市長)
はい。
(企画政策部長)
徳島都市開発株式会社に市から20億円融資する際に当時の資金需要として、約42億円という話がありました。市の貸付金20億円以外については、民間調達も含め自助努力で調達していく方針で、徳島都市開発株式会社では、今回の融資計画の決定も含め、資金調達に努めてきたという状況です。
(徳島新聞社)
差額の2億円分については、今後も調達をすることになりますか。
(企画政策部長)
徳島市の貸付金20億円以外の部分については、金融機関調達、それから自助努力を含め、資金需要に対応するキャッシュフローを生み出し、資金需要に対応していくこということでございます。よって改めて貸付ということではなく、経営努力の中で、資金需要に対応していくと聞いております。
(徳島新聞社)
民間からの資金調達を20億円に抑えたということでしょうか。それとも受けられなかったということでしょうか。
(企画政策部長)
最終的に民間金融機関との協議の中で、20億円に決まったと聞いております。
(NHK)
リコール請求及び著名簿についてお伺いします。相談を継続しているということですが、今も変わりはないでしょうか。
(市長)
告発もしくは告訴について相談していることに変わりはありません。
(NHK)
改めて、警察の捜査に期待していることを教えてください。
(市長)
これは自らの名誉に関わることでありますので、適法適正な制度運用の点か らも事実の解明を望んでおりますし、捜査の行方を見守っていきたいと考えております。
(徳島新聞社)
リコールの問題について、一部で刑事告訴を検討し、市長自らが警察に相談していることに対し、市民の分断を深めるのではないかという指摘もあるようですが、どのように受け止められていますか。
(市長)
現在、警察が捜査を進めている段階ですので、捜査を見守りたいと思います。もし、適法適正な制度運用がなかったのであれば事実を解明してもらいたいという気持ちに変わりはありません。
(産経新聞社)
リコール運動を起こされたことについての受け止め方をお伺いします。
(市長)
ワクチン接種の開始時期や阿波おどりのことについてなど、市民の皆さまにきちんと情報が届いていない部分があったことに対し、反省している部分もあります。
やはり、広報や発信についてはもう少し改善しながら、きちんと伝えていきたいと思います。山積した課題がある中で、停滞や膠着していた課題もあり、大きな課題に取り組む中で、議論を呼ぶことがあったのは事実と思っております。そのことに対し、ご批判、様々なご意見があることを真摯に受け止め、今後も政策の意義や必要性について、ご理解いただけるよう私としては、発信を続けてまいりたいと考えています。
(徳島新聞社)
新しい阿波おどりの実行委員会が設立されましたが、市としてどのように阿波おどりに関わっていくのか。また、この夏についての意気込みをお願いします。
(市長)
徳島市の阿波おどりの経済効果については、観光業をはじめ様々な事業者の皆さまより期待の声が寄せられています。踊り子の方々からも今夏、桟敷で踊りたいという声もたくさんいただいています。徳島市にとって阿波おどりは、重要なイベントであると認識しておりますので、一緒に盛り上げていきたいと考えております。
(徳島新聞社)
実行委員会に徳島県阿波踊り協会が参加しておらず、阿波おどり振興協会と両輪となってやってほしいという意見が設立総会の時にありましたが、市長として、橋渡しをするなど何かお考えはありますでしょうか。
(市長)
私自身は実行委員会に入っておりませんが、徳島県阿波踊り協会が実行委員会に参加いただけるよう、再度、実行委員会事務局からお願いにあがる話も聞いておりますので、経過を見守りながら、私にできることを考えたいと思います。
(徳島新聞社)
場合によっては、市長が交渉に行くこともありますか。
(市長)
実行委員会の対応を見ながら考えたいと思います。
(徳島新聞社)
第1回の実行委員会で、夏の阿波おどり収支計画が示されたところですが、事業費が約2億円、その中で市の補助金が2,000万円予定されていますが、次年度以降も補助は続けていくお考えでしょうか。
(市長)
次年度以降については、まだ何も決まっておりません。また補助金については議会を通さなければいけませんので、今年の夏がどのような状況になるのかも含めて、見守っていきたいと思います。
(徳島新聞社)
この夏は、有料演舞場である市役所前と紺屋町が開設されず、いつもの夏と比べると規模が小さくなる印象ですが、徐々に増やしていくという話もあり、仮定の話ですが、事業規模が大きくなれば、市の補助金も増えることになるのでしょうか。
(市長)
予算が伴うことについては、徳島市だけでは答えられません。やはり議会にきちんと諮ったうえで、決めていくことと思っています。
(共同通信社)
阿波おどりについてお伺いします。今後、阿波おどりとどのように関わっていくのか、どう見守っていくのか。市長自身の関わり方で思っていることはありますか。
(市長)
徳島市にとって阿波おどりは大きな存在だと思っています。また、阿波おどり自体を繋げていかなければいけないと強く思っておりす。先ほども申し上げたとおり、私自身、実行委員会に参加しておりませんが、要請があれば何ができるかを考えていきたいと思っております。
(徳島新聞社)
間もなく市長に就任されて2年が経ちますが、2年間を振り返り所感をお聞かせください。
(市長)
選挙の時からコロナ禍でありましたので、やはりコロナ禍への対応を最優先に取り組んでまいりました。その中でも、積年の課題でありました中心市街地の活性化や子育て支援の充実、防災減災対策、阿波おどりなど重要課題の解決をはじめ、市政を前に進めることに全力を傾注してきた2年間であったと思います。
(徳島新聞社)
市政の重要課題で進んだものがある一方で、徳島市のホームページの中で、激しい選挙戦であったことや徐々にワンチームを実現できればと書かれていますが、ワンチームの実現はどうでしょうか。2年間で近づいていらっしゃいますか。
(市長)
これまでの姿勢を崩さず、ワンチームになれるように努力をしていきたいと思います。
(産経新聞社)
ワンチームに向けて、市長として具体的にどのようなことを努力していくのかお聞かせください。
(市長)
先ほども申し上げたとおり、広報や発信を強化し、組織として職員一人一人が理解を得るための努力を惜しまないよう話をしていく体制づくりを強化していきたいと考えています。
注記:質疑応答は内容を要約しております。
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