2023年5月12日 「徳島ガンバロウズオルト エキシビションマッチ」の開催について

更新日:2023年6月13日

日時:令和5年5月12日(金曜日)午前10時30分から
場所:徳島市役所8階 庁議室

会見項目

1. 「徳島ガンバロウズオルト エキシビションマッチ」の開催について

記者会見資料

会見の様子

注記:この動画は、記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。

会見項目説明

1. 「徳島ガンバロウズオルト エキシビションマッチ」の開催について

 「徳島ガンバロウズオルト エキシビションマッチ」の開催についてご説明いたします。
 なお、本日は、徳島ガンバロウズの運営会社「がんばろう徳島」の取締役社長で、徳島県バスケットボール協会専務理事の山花英司(やまはな えいじ)様にお越しいただいております。
 このたび、徳島県初のプロバスケットボールチーム「徳島ガンバロウズ」が、10月からの男子プロバスケットボールの3部リーグにあたるB3参戦が決まり、応援機運を盛り上げるため、下部組織である、徳島ガンバロウズオルトとBリーグで活躍する選手とのエキシビションマッチを開催いたします。
 なお、今回のエキシビションマッチは、Bリーグで活躍している選手マネジメントを行っている、株式会社ウィルの社会貢献活動ONE PROJECT(ワンプロジェクト)のメーンイベントとして開催されます。
 日時は令和5年6月25日(日曜日)の、13時開場、15時試合開始となっています。
 開催場所はとくぎんトモニアリーナ(徳島市立体育館)で、入場は無料ですが、事前の申し込みが必要となります。
 申込方法ですが、5月15日に開設する、ONE PROJECT(ワンプロジェクト)特設ホームページから申し込みが可能となります。エキシビションマッチ以外のイベントとしましては、6月20日(火曜日)から24日(土曜日)の間、ワークアウトとして、Bリーグ選手の来シーズンに向けたトレーニングの公開や、クリニックとして、部活動やクラブでバスケットボールをしている子どもたちを対象に、バスケ教室や選手への質問などの交流会を実施いたします。
 なお、日程、時間等について、詳しくは5月15日に開設するONE PROJECT(ワンプロジェクト)の特設ホームページで掲載予定ですので、そちらをご覧ください。
 冒頭に申しましたように、多くの皆さんが待ち望んでいた、徳島県初のプロバスケットボールチーム「徳島ガンバロウズ」が、10月からのB3参戦が決まったことを、私自身も非常に嬉しく思っております。
 徳島市といたしましても、ホームタウンとして、とくぎんトモニアリーナに多くの方々が集まり、トップレベルのプレーを間近で見る機会を提供することにより、徳島のバスケットボール熱が盛り上がればと考えております。
 それでは、山花社長からも一言お願いいたします。
 (山花社長からあいさつ)
 皆さん。こんにちは。「徳島ガンバロウズ」の山花と申します。本日はたくさんの方にお集まりいただき、誠にありがとうございます。市長からもご説明いただきましたが、今回10月から「徳島ガンバロウズ」がBリーグ参戦ということで、機運を高める一環として株式会社ウィルさんの事業でBリーガーを徳島に呼んで開催させていただくことになりました。
昨年も一応開催させていただき、コロナ禍ではありましたが、1,200人くらいに見に来ていただき、非常に関心があると感じましたので、今年も同じように開催させていただくことになりました。
皆さんも気になるところだと思いますが、「徳島ガンバロウズ」の進行状況について、この4月に正式に参戦が決定し、10月の開幕に向けて準備を進めている最中で、チーム編成、大会運営の方法・進行、あとはヘッドコーチとこれから決めていくことになると思います。今のところは、まだ協議中ですので、6月末くらいまでには皆さんに報告できれば、というのが現状で、毎日運営の日々が大変なところになっています。
この協賛事業に関しては、Bリーガーを生で見ることは徳島県では今までなかったことなので、Bリーガーを見ると凄さを実感してもらえるだろうと非常に感じています。フィジカル、体格、身長など、県内で2メートルの身長の人を見ることもありませんし、そういう人たちに来ていただいて、「凄いな」と子どもたちに感じてもらうことが一番の目的です。たくさんの方に来ていただけたらと思っていますのでよろしくお願いいたします。
 (再び内藤市長)     
 山花社長、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

質疑応答

1 会見項目

(1)「徳島ガンバロウズオルト エキシビションマッチ」の開催について

(四国放送)
 徳島ガンバロウズオルトと対戦するBリーグの選手を教えてください。
(山花社長)
 Bリーグの各チーム、株式会社ウィルがマネジメントしている選手がメインです。今のところ20名近くの選手が来日してワークアウトしてくれると聞いていますが、シーズンが終わっていませんので、最終的な人数は決まっていません。
(四国放送)
 B1、B2をあわせてですか。
(山花社長)
 はい。
(四国放送)
 徳島にゆかりのある選手を呼びますか。
(山花社長)
 そうですね。できればゆかりのある選手を呼びたいと思っていますが、やはり上のクラスの選手だと全日本の合宿等も関わってきて、もしかすると徳島県にゆかりのある選手はそちらに行く可能性もあるので、来てもらえるかまだ決まっていません。
(四国放送)
 徳島ガンバロウズオルトとそういった選手たちが試合をするというのがメインイベントですか。
(山花社長)
 はい。
(毎日新聞社)
 入場の申し込みが5月15日からですが、定員などはありますか。
(山花社長)
 今のところ体育館のキャパシティもありますので、1,200人ぐらいを目処に進めています。
(徳島新聞)
 申し込み方法は、インターネットを通じて直接、ONE PROJECT(ワンプロジェクト)特設ホームページからの申し込みに限るということでしょうか。
(山花社長)
 はい。
(徳島新聞)
 20名近くの選手が来られるということですが、日本人選手だけなのか、それとも外国人選手を含むのでしょうか。
(山花社長)
 すべて日本人選手です。

2 その他項目

(1) マイナンバーカードでの証明書の誤発行について

(NHK)
 誤発行というのは個人情報の漏えいの危険もあると思うのですが、今回こうした事案が起きていたことへの受け止めと、今後どう対策を進めていきたいかをお聞かせください。
(市長)
 ホームページにも発表させていただきましたが、3月末にこうした事案が発生したということで、すぐにシステム業者とお話させていただきました。コンビニでの誤発行ということで、誤発行された証明書はすぐにコンビニの店員の方に返されていて、今回の事案については、情報漏えいは、なかったのですが、どういったことが起きるかわかりませんので、徳島市役所に置いてある機械はすぐに停止をしました。現在は稼働しております。今後はシステムの業者とお話をさせていただきながら、適切な運用ができるよう努めていきたいと思っています。
(徳島新聞)
 今回の事案の発生当時、市としての発表は、システムのメンテナンスでコンビニ交付の手続きを停止するという発表にとどめられていたと記憶しています。トラブルの内容について知らせなかったのはどうしてでしょうか。
(市長)
 コンビニ交付を止めるという発表はしていないと思います。
(徳島新聞)
 3月27日は何も発表されていなかったのですか。
(市民文化部長)
 システムについては、メンテナンスでどこか不具合がないかという事で止めさせていただきました。ただ、今回は個人情報の漏えいまでには至らず、適切に管理されておりましたので、内容については説明しておりませんが、しかるべきインシデント事案として国、県等には報告させていただいております。
(徳島新聞)
 今でもトラブルの内容についての発表は必要なかったとお考えでしょうか。
(市長)
 国や県に報告し、今回の件に関しましてはインシデントという扱いでしたので、発表はしなかったということです。
(徳島新聞)
 今も発表は不要だったというお考えに変わりはないですか。
(市長)
 不要だったとか不要ではなかったではなく、今回インシデントということでしたので、発表はしなかったということです。
(共同通信社)
 種別はインシデントと他に何かありますか。段階や重大さに応じて。
(住民課長)
 インシデントの種類は、情報漏えいとITの障害に分かれます。この度、情報漏えいがなかったという認定になりました。ただ、住民サービスをしているシステムに不具合があったという報告は必要ですので、ITの分野でのインシデントの報告を国、県にはしています。
(共同通信社)
 公表の基準はありますか。情報漏えいだった場合は公表しなければいけないとなっているのですか。
(住民課長)
 報告書の中に「マスコミへの公表をする」「しない」「後日する」という選択肢があり、自治体から「公表をしない」という選択をし、第一報としてお送りしました。受け取った国また県の方で、内容に不備があったりすると修正なども求められますので、その中で公表するべきかどうかというサジェスチョンがあると思います。自治体に判断が委ねられている部分と個人情報の漏えいの件数、しきい値というものがありますので、今、手元に資料がないのですが、規模に応じて存在します。
(共同通信社)
 今回は国などからサジェスチョンはなかったということですか。
(住民課長)
 はい。
(共同通信社)
 誤発行は3月末の1件のみですか。
(住民課長)
 1件のみです。
(共同通信社)
 全国的に相次いでいる誤発行との関連性はどう見ていますか。
(住民課長)
 例えば足立区ですと独自の原因としています。また、横浜市が最初でしたが、そこを基準に考えるとシステム上の違った事例です。
(共同通信社)
 横浜市や足立区とは違う事例であると。
(住民課長)
 はい。

(2) アミコビルについて

(徳島新聞)
 アミコビルを運営している徳島都市開発の株主総会が先月の末にあり、今年の1月期の決算が発表されています。経常収支が2億7千万円余りの赤字だったという内容の決算であると理解していますが、それについての市の受け止めをお願いします。
(市長)
 この第44期決算報告で4月に三越徳島が正式オープン、9月に青少年センターが移転を完了することもありまして、各種テナントや施設が順次開業しているのが今の現在地ではないかと思います。徳島都市開発からは収支状況は改善していると聞いています。実際、コロナがこの3年余り続いてきた中で、テナントの出店などにも苦労されたと聞いています。そういった中でも新たなテナントの出店や、適切な商戦対応などにより、前期と比較いたしまして、営業収益は大幅に改善をしていると聞いていますし、収支の赤字幅も縮減していますので、徳島市としても今後とも中長期的な経営の安定化が図られるように取り組んでいただきたいと考えています。
(徳島新聞)
 経営に関して長期収支計画を立てられていて、市として、そこがきちんとしているのか確認すると思うのですが、今期の経常収支で見ますと、計画と比べ1億円あまり良くなかったという結果になっています。そこについてはどう受け止めていますか。また、計画と比べて悪かったと思うのですが、原因についてどう分析されていますか。
(市長)
 このコロナ禍において、テナントのオープンや出店が計画どおりに進んでいなかったこともあります。資材の調達やウクライナの情勢など、さまざまな要因があったと思いますので、短期的な今期の決算への影響がないとは言い切れないのですが、ただ徳島都市開発としても引き続き経営改善には取り組むとしていますし、長期の収支計画の達成に向けて努力すると聞いています。リーシングの状況も大きく進展しているということですので、中長期的には同社の経営の安定には確実に資するものではないかと思っています 。
(徳島新聞)
 5月13日にグランドオープンのセレモニーがありますが、市としてはグランドオープンをもって、そごう閉店前の状態に戻ると公表してきたと思います。市の今の認識として、このグランドオープンをもって、今まで公表してきたような状態に戻ったといえるでしょうか。
(市長)
 今回のグランドオープンに関しましては、地下の1階から6階の一部まで、商業系、物販系のテナントが入居するフロアのグランドオープンと聞いていまして、このグランドオープンの期間中には、ほぼ満床になると聞いています。6階以上のフロアは、企業系のオフィスの入居に向けた協議が進んでいると聞いていますので、準備が整い次第、順次開設される予定であると聞いています。 
実際、そのオフィスフロアがオープンしますと、人の流れも変わってくるでしょうし、上からのシャワー効果で、物販系のフロアに人が流入することも考えられます。完全な商業フロアではなく、複合商業施設、オフィスビル、オフィスフロアも含めたビルになって、人の流れが出てくるのではないかと考えています。
(徳島新聞)
 収支について、来年度、来期の1月で黒字を目指していたと思うのですが、ここでグランドオープンになりました。収入はあるとは思うのですが、長期収支計画との進捗の状況を確認されているという事ですので、収支についての見通しを市として把握されているかどうかを確認させてください。
(市長)
 来期の収支については確実な数字の確認はさせていただいておりません。発表部分についての話は聞いています。
(徳島新聞)
 経営状況をどういう形で把握されていますか。基本的には株主総会で発表されている情報の範囲内でしょうか。
(企画政策部長)
 徳島都市開発につきましては、徳島市の出資比率が半分以上となっています。取締役会のメンバーでもありますので、株主総会以上の経営情報を適宜適切に確認しながら経営状況を確認させていただいています。
(徳島新聞)
 業態としては不動産業といいますか、それぞれの契約先と契約をして、多少その年の営業によって左右される部分はあると思いますが、基本的には収支の予測は立てやすい業態の会社と思っています。その前提でグランドオープンがあり、計画では来年度の黒字を目指している。今まで市議会でも、そごうの閉店前に戻って、借入金の返済が滞りなく行われていることを答弁されていることを確認しています。その辺の見通しをお持ちでないのか、持っているけどもここで今すぐには言えないのでしょうか。
(企画政策部長)
 基本的には貸しビルで、建物を貸して営業している業態ですので、その入居状況というものが経営状況にそのまま反映されるのは当然のことでございます。地下1階から6階までのショッピングゾーンは、ほぼ埋まっており、その上のオフィス系のフロアについても順次リーシングに向けた交渉が進展しています。ただ、経営状況ですので内容を詳しくここで説明することはできません。徳島都市開発が策定している長期収支計画を来年度、100パーセント達成できるかどうかについて断言はできませんが、経営改善に向けて順調に進んでいるものと認識しています。
(毎日新聞社)
 アミコビルを中心市街地の活性化には欠かせない施設という位置づけで、内藤市長が以前に20億円の融資を決断されたと思いますが、いわば担保がない信用貸しに近いもので、再建がうまくいかなければ焦げ付くのではないかという不安を少なからず市民が持っていると思います。
グランドオープンである程度目途がたってきたこのタイミングで、20億円が焦げ付かないという見通しがあると理解していいのか、ご説明いただければと思います。
(市長)
 商業系のフロアがある程度埋まり、オフィスフロアにも人が入ってくることにより、雇用も生まれて、例えば障害者の方も雇用されるのではないかと思います。インクルーシブカフェの報道も一部でありましたが、障害のある人、多様な人たちもそこで働いたり遊んだり買い物ができたりするような駅前になっていくのではないかと思っています。
JRやバスなどの公共交通機関の話もありますが、交通のハブ、要所になる徳島駅前だからこそできることを市民の皆様、県民の皆様と一緒になってやっていけるのではないかと思っています。どんどん人が来るようになるとテナントのリーシングや物販の内容も変わってくると思いますので、そういった意味でも皆様にぜひご協力をいただき、いろいろな形でご利用いただければと考えています。

(3) 市議会の会派構成について

(NHK)
 議員の会派構成についてですが、市長のリコールを求めてきた団体が支援する2人の議員が、内藤市長を支持している議員と合流しました。賛成と反対の立場にいた議員が一つの会派として合流したこの動きについて、市長はどのように受け止めていますか。
(市長)
 議員の方のそれぞれのご意向があったものだと思います。是々非々というような形でおっしゃられていますので、それは議員の立場で決断されたものだと思います。
(NHK)
 今後の市政運営にあたっては、主な政策の立場で賛成の人がどれぐらいいるかというのは重要な要素であると思います。賛成派と反対派の議員が一つに合流したことによって、今後市政運営にどういった影響があるとお考えでしょうか。
(市長)
 議会も始まっていませんので、そういうことはわからないところもありますが、私を支持する、支持しないではなく、一つの政策に対して支持する、支持しないであると私自身は思っています。そこは、二元代表制という立場でそれぞれの議員がご判断していただければと思います。
(NHK)
 市長への支持、不支持ではなく、政策そのもので進んでほしいということですか。
(市長)
 はい。

(4) 紺屋町演舞場の開設見送りについて

(四国放送)
 紺屋町演舞場の開設が見送りになりましたが、このことについて、どのように受け止めていますか。
(市長)
 近隣の飲食店の方々からは、紺屋町演舞場は是非開いて欲しいとのご要望もありましたし、そのような声は、実行委員会にも届いていたと聞いています。ただ、地元の合意がなければ演舞場の開設はできませんので、残念ではありますが、実行委員会で判断された決断は尊重したいと思います。
(四国放送)
 市として協力金を支援しようというお考えはなかったのですか。
(市長)
 協力金を集めて開催するなどのオプションもたぶん実行委員会の中で考えられていたとは思いますが、開催までの期間や、さまざまなことを勘案されて、今回は開設しないという判断に至られたと推察されますので、その判断は尊重したいと思います。
(四国放送)
 紺屋町演舞場の開設がないことで、今年の人出にどういった影響があると思いますか。
(市長)
 5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類感染症」になり、ある程度一定の目処がついたのではと思います。ゴールデンウィーク中も人出が回復してきた中で、8月の阿波おどりの人出もある程度出てくるのではと思います。紺屋町演舞場の開設を望まれているお客様ももちろんいますが、今回は開設しないことが決定されましたので、南内町と藍場浜、あと屋内の演舞場や選抜を、市としても広報なども含めて一緒に盛り上げていきたいと思います。

(5) 後藤田氏の徳島県知事就任について

(徳島新聞社)
 後藤田正純氏の知事就任が5月18日に迫ってきました。改めて県都の首長として期待することなどを含めて、所見をお聞かせください。
(市長)
 後藤田氏が就任されると、今まで言及されていることが、実際に具体的にどう動くのかが見えてくると思います。後藤田氏のお考えや、県がどうしていくのかをお聞かせいただいて、市としても一緒にできることを考えていきたいと思います。県と市の仲が悪いとか、協調しないというのは市民、県民にとっては不利益になると思いますので、県と市が一緒に歩調を合わせて、いろいろなことを実現していきたいと思います。

注記:質疑応答は内容を要約しております。

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