更新日:2023年12月29日
日時:令和5年11月27日(月曜日)午後3時00分から
場所:徳島市役所 13階 第一研修室
1. 中央卸売市場の「初市行事」への児童の参加について
2. 「北海道森町提供のホタテを味わいながら、森町町長に感謝を伝えたい!With内藤市長」の実施について
3. 生ごみ処理容器「キエーロ」の普及促進活動の実施について
4. 令和5年第5回徳島市議会定例会提出議案等について
動画配信(手話付き)は、ユーチューブ徳島市公式チャンネル(外部サイト)
注記:この動画は、記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。
中央卸売市場の「初市行事」への児童の参加について(PDF形式:587KB)
「北海道森町提供のホタテを味わいながら、森町町長に感謝を伝えたい!With内藤市長」の実施について(PDF形式:1,600KB)
生ごみ処理容器「キエーロ」の普及促進活動の実施について(PDF形式:435KB)
令和5年第5回徳島市議会定例会提出議案等について(PDF形式:907KB)
中央卸売市場では、毎年、年始の最初のせりが行われる1月5日の初市に限り、開設者である市長が鳴らす鈴、正式には振鈴(しんれい)と呼ばれていますが、その鈴の音(すずのね)を合図として「初せり」を開始しています。
今年5月の新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の夏休み期間中に4年ぶりに開催した親子市場見学会や、秋の遠足などの受入れ再開によって、こども達に市場を身近に感じてもらえる機会を増やしてきました。
そして、「こどもまんなか応援サポーター」である徳島市ならではの新たな取組みのひとつとして、このたび、「新春恒例」の初市行事でせり開始の振鈴(しんれい)の合図を行う児童を募集することにしました。
早朝の活気ある市場での社会体験を通じて、子どもたちに生鮮食料品の流通や市場の仕事に興味や関心を持ってもらうことを期待しています。
応募条件については、徳島市に在住または在学の小学5年生・小学6年生を対象に4名を募集します。応募者多数の場合は抽選です。なお、参加された児童の皆さんには記念品を贈呈します。
申込方法は、メールまたはFAX(ふぁくす)で、募集期間は本日11月27日から12月20日までとしています。
新年を、徳島市の市場から鈴の音(すずのね)に導かれる威勢の良い掛け声とともにスタートしてみませんか。
多くの子どもたちの応募をお待ちしています。
中国が日本の水産物の輸入を全面的に禁止する措置をとってから、最近では、25日に上川(かみかわ)外務大臣が中国に日本産水産物の輸入停止の即時撤回を要求したことなども報じられましたが、現実問題として、水産加工物を出荷できない事業者が深刻な影響を受けているということは皆様、ご承知のことと思います。
こうした中、ホタテの産地である北海道森町では町内の事業者からホタテを買い取って、全国の学校給食に提供する取り組みを行っています。
その取り組みをニュースで知った私は、徳島市でも美味しい本場のホタテを学校給食で児童生徒に味わってもらいたい、と応募したところ、徳島市の児童生徒分など、およそ18000食分をいただけることになりました。
そしてせっかくなら、森町のお話も聞きたいと以前から少しお知り合いであった森町の岡嶋町長さんにせっかくなら生徒に少し森町のことを話してくれないか、と話してみたところ、岡嶋町長さんにもご快諾いただきました。
さらには、そのホタテを食べる給食の日に、子どもたちからも森町のご好意に対して感謝の言葉をぜひ伝えたい、という嬉しい声があがっているということで今回、私を含む富田中学校の生徒会のみんなで森町のホタテを給食で食べながら、森町の岡嶋町長さんのお話を聞いて感謝を伝えるランチミーティングを開催することになりました。
現在、私は学校給食の時間に合わせて、市内の中学校を順次、巡っていて給食を食べながら和気あいあいと中学生とお話をしていますが、今回はその特別編として実施することとしています。
日時は、12月7日(木曜日)の午後0時20分から、場所は、富田中学校校長室で実施します。
今回のことを機に、おいしい食を通じて、世界のこと、日本のことを考えるきっかけとなってくれたら、と願います。
徳島市では、SDGs(えすでぃーじーず)未来都市として、ごみの減量化に向けた取り組みとして、令和4年度から生ごみ処理容器「キエーロ」購入費の一部を補助しておりますが、この度、このキエーロについて、より多くの方に知っていただきたいとの思いから、徳島市役所前「あわぎんふれあい広場」において、普及促進活動を実施します。
開催日は、12月6日(水曜日)、7日(木曜日)の2日間で、両日とも午前11時から午後2時まで開催しています。
当日は、キエーロ本体の展示のほか、製造販売している障害者就労施設である「就労継続支援B型キラニコベース」の職員が常駐しており、使い方などの説明を行うことになっています。
また、購入を希望される方には、生ごみ処理容器「キエーロ」購入費補助金の申請がその場でできるようにしています。
このキエーロは、処理容器に入った黒土に生ごみを埋めると、土の中のバクテリアにより、土が増えることもなく処理される仕組みとなっており、虫や臭いも発生しにくいことから、家庭でも気軽に利用でき、ごみ減量に取り組んでいただけるものとなっています。
これを機会に、ぜひ実際のキエーロをご覧いただきますとともに、キエーロを使用した、生ごみの減量にご協力いただきたいと考えています。
まず、12月議会の会期についてですが、お手元に配付のとおり12月8日開会で、12月26日閉会予定となっています。
それでは、今回の提出議案について説明します。お手元にお配りしている、記者発表資料の1ページをご覧ください。
12月議会に提出します議案は、「1 予算議案」7件、「2 条例議案」5件で、うち「こめじるし」のある議案につきましては、国の総合経済対策と連動して実施する低所得世帯や子育て世帯の方々への支援金の支給について可及的速やかに対応する必要があるため、県の人事院勧告等を参考に行う、給与改定に係る条例改正並びに給与の補正予算と併せて、開会日に先議をお願いするものです。
次に、「3 単行議案」16件、2ページに進んで、「4 報告」9件、となっています。
それでは、一般会計補正予算を中心に説明します。
お手元にお配りしています、A4縦、カラー印刷、1枚ものの資料「令和5年12月議会提出予算議案」をご覧ください。
今回の補正予算は、物価高騰の影響を受けた低所得世帯や子育て世帯への支援を行うとともに、学習環境や子育て環境の充実、市民の健康の増進のほか、利用者数等の増加による各経費の執行状況に対応した予算を計上しました。
まず、物価高騰対策として、「(1) エネルギー・食料品価格等物価高騰支援給付金事業費」については、11月2日に閣議決定された「デフレ完全脱却のための総合経済対策」において示されたとおり、電力・ガスをはじめエネルギーや食料品価格等の物価高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対し、1世帯当たり7万円を支給するものです。
次に、「(2) 子育て世帯物価高騰対策支援事業費」については、先の9月議会において、18歳までの子ども1人当たり1万円の支援金給付を本市独自の事業として計上しておりましたが、国の総合経済対策を踏まえ、物価高騰の影響を受けている子育て世帯のさらなる支援を行うため、18歳までの子ども1人当たり2万円の支援金を追加で支給するものです。
これらの事業については、少しでも早く対象の皆さまに支援が届けられるように、開会日に先議をお願いし、議決をいただきましたら、早期執行に向けて準備を進めていきます。
次に、学習環境・子育て環境の充実として、「(1) 教育・保育施設等整備費補助」については、市立教育・保育施設の再編計画に基づき、昭和地区の再編を行うため、民間認定こども園の整備費の一部を補助するものです。
次に、「(2) トイレ環境改善事業」については、小・中学校のトイレ環境を向上させるため、各学校で実施した状況調査を踏まえ、便器の洋式化だけではなく、改修が必要なトイレブースや床、手洗器などの整備について、令和8年度の完了に向けて債務負担行為を設定するものです。
次に、「(3) 中学校仮校舎の整備事業」については、計画的に実施している中学校校舎の長寿命化工事を円滑に実施するため、本年度設計を実施している川内中学校及び国府中学校において、工事期間中の学習場所を確保するため、仮校舎の整備に必要な債務負担行為を設定するものです。
次に、「(4)」については、令和3年度から実施してきた「UIJ(ゆーあいじぇい)ターン保育士応援事業」について、新たに保育士を目指す社会人や、潜在保育士にも助成対象を拡大し、更なる保育士確保を促進するため、新たに「保育士IJU(あいじぇいゆう)等就労支援事業」として債務負担行為を設定するものです。
次に、市民の健康増進等として、「(1) 障害福祉サービス給付費・特別障害者手当給付費・子ども医療費」については、サービス利用者や手当受給者、医療費等が当初の見込みを上回るため、今後の給付に支障が生じないように増額の補正を行うものです。
次に、「(2) 予防接種健康被害給付費」については、新型コロナワクチン予防接種による健康被害認定者に対して、予防接種法に定められた障害年金などの補償を行うものです。
次に、「(3) 高齢者等定期予防接種費」については、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行に対応するため、県と連携し、重症化リスクの高い高齢者のインフルエンザ予防接種の自己負担金を、従来の1,600円から半額の800円とするための費用です。
次に、「(4) 国民健康保険事業特別会計繰出金」については、令和6年1月から導入される産前・産後期間の保険料軽減措置や、自治体情報システム標準化に必要なシステム改修に係る経費について、特別会計に繰り出すものです。
次に、その他としまして、「(1) ふるさと応援寄附金事業費」については、ふるさと応援寄附金が、当初予算6億円を上回り、約7.25億円の見込みとなることから、返礼品購入費等の増額を行うものです。
次に、「(2) 中小企業事業継続支援事業費」については、事業継続に取り組む中小企業を支援するため、セーフティネット保証の認定を受けた事業者のうち、20パーセント以上、売上が減少した事業者に10万円の支援金を支給するものです。
次に、「(3) 議会デジタル化推進事業費」については、徳島市議会のペーパーレス化実現のため、議場等のWi-Fi(わいふぁい)環境の整備等を行うものです。
次に、「(4) オストメイトトイレ整備事業費」については、大規模災害時に一時避難先へ避難した要配慮者が利用できるよう、災害用オストメイトトイレの備蓄を行うものです。
最後に「(5) その他」としまして、法令の改正に伴い戸籍附票システムを改修するとともに、経費の増加に伴い 仮称 危機管理センター設計費及び川内地区基盤整備促進事業の増額のほか、旧眉山パークウェイ管理事務所を解体するなどの補正予算を計上しています。
記者発表資料の3ページから11ページには、今回の補正予算に計上したすべての事業を掲載していますので、ご確認ください。
以上が12月議会に提出する補正予算となります。
条例議案や単行議案につきましては、お手元の資料にお示ししているとおりです。
(共同通信社)
ホタテの入った給食はいつ、何食分提供されますか。
(市長)
中学校は12月7日、小学校は12月13日にホタテのクリーム煮を提供する予定で、約1万8,000食です。
(時事通信社)
森町では約10万食を事業者から買い取っているということで、今回提供されます約1万8,000食というのは、10万食のうち約1万8,000食が提供されるということでしょうか。
(体育保健給食課長)
森町から提供していただくのは50万食と聞いております。
(時事通信社)
50万食のうち約1万8,000食が徳島市の給食として提供されるということでしょうか。
(体育保健給食課)
はい。
(市長)
経緯としては、元々10万食であったのが、応募が多かったので50万食に増やしたと聞いています。
(読売新聞社)
給食で多くの学校を巡っているということですが、それは何故始められたのですか。
(市長)
給食ではまだ徳島中学校しか行けていませんが、こどもまんなか応援サポーターということも含めて、子どもたちが何を考えているかを聞きたいと思っていましたし、その前にも、例えば全国大会に出場されている合唱部や吹奏楽の演奏を聞きに行ったりはしていましたので、そのような延長線上で中学生をはじめ、子どもたちの声を聞くということをやっています。
(読売新聞社)
今のところ中学校1校だけですか。
(市長)
今のところは1校ですが、全中学校を回ろうと思っています。
(読売新聞社)
小学校はどうでしょうか。
(市長)
小学校は特別授業の際に行けたらと思っていますが、数が多いので、まずは中学校から順番に回っていきたいと思います。
(読売新聞社)
子どもたちとはどのような会話をされますか。
(市長)
トイレの話や校則の話、部活の話、彼ら彼女らが思っている率直な話など、本当にいろいろな話をしてくれます。
(NHK)
既に何回か実施し、さらに今回は2万円を増額して支給するということですが、市長の狙いはどのようなものでしょうか。
(市長)
子育て世帯については物価高騰の影響を特に受けていると考えており、社会保障費をはじめいろいろなことですごく苦しいという声も聞いております。
そういった中で、こどもまんなか応援サポーターとして徳島市も宣言していますので、年末年始でお金がかかるような状況も続いていくと思いますし、現役世代で特に子どもがいる家庭に特に手厚く支援をしたいと思い、今回2万円を支給することとしました。
(読売新聞社)
財源は何を充てるのでしょうか。
(財政課長)
4億500万円、国の交付金を活用しています。残りが市の独自財源ということになります。
(読売新聞社)
いつ頃の支給になりますか。
(子ども未来部長)
既にプッシュ型で支給している世帯につきましては改めて追加で2万円を、また申請等が必要な方々につきましては、今回の2万円と合わせて3万円を支給する流れになります。
時期につきましてはできるだけ速やかに支給させていただきたいと思います。
(読売新聞社)
年内の支給でしょうか。
(子ども未来部長)
対象者の基準日は前回同様11月ですが、今後その申請等が必要になってくる方々の調査が必要になりますので、早い方でも少し年は超えるかもしれません。
(毎日新聞社)
新型コロナワクチン予防接種の健康被害認定者に対する補償の健康被害認定者の人数や状況を教えてください。
(健康福祉部長)
詳細につきましては、委員会等で説明した後、公表すべきものについては公表したいと思います。
(毎日新聞社)
記者会見で説明できないのでしたら、記者会見で出す意味がないのではないですか。市長いかがでしょうか。
(市長)
今までの慣例上そのような流れになっていると聞いており、先に委員会で直接説明してから記者会見をするという形で記者クラブがよろしいのでしたら、そのような形に変更させていただきます。
(毎日新聞社)
記者会見の日程が決まっているわけですから、あらかじめ議会と調整して、この場でお話できるようにするのが本来の姿ではないですか。
(市長)
基本的に記者会見は議会運営委員会の日に行うと元々慣例上決まっていると私も聞いておりまして、委員会の日程が終わった後に記者会見をする形の運用がよいということであれば、そのようにする方がいいのではないかと思います。
(共同通信社)
新型コロナワクチン予防接種の健康被害認定者に対する補償ですが、厚労省で、ワクチンと健康被害の因果関係が認められた人に対して給付されるということでしょうか。
(健康福祉部長)
はい。厚労省がホームページで公表している予防接種健康被害救済制度に基づくものです。
(共同通信社)
詳細は委員会で説明されるということですか。
(健康福祉部長)
12月19日の付託委員会での説明になります。
(朝日新聞社)
議会のデジタル化のスケジュールと取り組むメニューを教えてください。
最終的にどのような目標をイメージされていますか。
(財政課長)
今回、Wi-Fi環境の整備等を行います。
来年早々に物品を調達しまして、まだ具体的には決まっていませんが、来年の例えば6月議会や9月議会で、予算書とタブレットを併用する形で試行運転し、来年度中には予算書や決算書をなくし、デジタル化していく予定です。
(共同通信社)
オストメイトトイレは増やすのですか。それとも新設でしょうか。
(財政課長)
避難所には健常者の方のトイレはございますが、今回オストメイトトイレの配備は始めてです。
(共同通信社)
何基配備されますか。
(財政課長)
今回は3基分になります。囲い部分とセットで3セットです。
(共同通信社)
持ち運びはできますか。
(財政課長)
はい。備蓄倉庫に置いておき、使われる方がいらっしゃるときに持っていくということになります。
(共同通信社)
他の自治体でも整備してるところは多いのでしょうか。
(財政課長)
本市と同様、県の補助金を活用して導入しているのは、県内では、吉野川市で4基、藍住町で2基でございます。
(徳島新聞社)
(仮称)危機管理センターの設計費はいくら増額されましたか。内容と併せて教えてください。
(財政課長)
金額は、1,547万7,000円です。
去年度から実施設計を行っており、ECI(アーリーコントラクターインボルブメント)方式というのを今年導入しまして、工事業者が実際に設計にも携わっていただくという方式をとっております。
当初想定していなかった方式ですので、この実施設計の業務を設計会社にお願いすることになり、1,547万7,000円の増額を行いました。
(徳島新聞社)
市民病院における医療事故の概要説明をお願いします。
(財政課長)
令和3年に起こった、膝関節のリュウマチの手術で合併症等が発生し、障害が出てしまったという事故です。
(NHK)
先日、徳島県が新しいホールの計画を正式に発表しました。それ以降、県の方から計画について市に説明や協議はありましたか。
(市長)
具体的な話はありません。
(NHK)
市長ご自身はその計画は既に確認はされていますか。
(市長)
報道などで拝見はしています。
(NHK)
ご覧になられてどのように受け止められましたか。
(市長)
ホールなどに関しても、県と市は協定を結んで今まで進めてまいりましたので、まずは県議会の議論を注視していかなければいけないと思います。
(共同通信社)
協定を結んでいる状況なので、変更するには市に話すのが筋と思いますが、県からは話がないということですか。
(市長)
ホールを移動するのであれば、協定の変更なども生じるかとは思いますが、その協定の変更などのお話はまだいただいてはおりません。
ワーキンググループも、1回目の顔合わせ以降は開催されていませんので。
(毎日新聞社)
後藤田知事が先日、これは玉突き上の話ではあるんだけど、そもそもは今年の7月21日に徳島市から、未来志向の県都のまちづくりを進めたいという要請があり、それを踏まえて本来まちづくりは基礎自治体の仕事ではあるけども、県としての案を示した、というご説明をされています。
その認識は市長もお持ちという理解でよろしいでしょうか。
(市長)
知事がそのように説明をされているのであれば、そうなのだと思います。
(毎日新聞社)
まだ県からは正式に詳細な説明がなく、報道ベースでしかお聞きになっていないということですが、県のプランは徳島市として検討に値するものなのでしょうか。それとも到底受け入れられないものなのでしょうか。
(市長)
これから県議会も市議会も始まりますので、そういった議論が起こるのではないかと思います。ホールについては、県市の間で協定を結んでいて、土地に関してもいろいろな取り決めがある中で進んでいるものですので、もし変更されるのであれば考えていかないといけないと思います。
いろいろな課題もありますので、今の段階では徳島市として受け入れられるかどうかを私がコメントする立場にはないと考えます。
(読売新聞社)
徳島市に全く打診がない状態で、いきなり発表をした県の進め方についてどのように思われますか。
(市長)
知事もマニフェストでおっしゃられたことも含めて今回出されたと思うので、政治家としてこういうやり方でやられたいというお気持ちも理解ができないわけではないです。
徳島市としては協定もありますので、丁寧に議論をしていきたいと思いますし、その前に県議会でどういう議論がなされるのかによって県の方向性も変わってくるかもしれませんので、現段階では、県議会での議論を注視しなければいけないと思います。
(読売新聞社)
全く事前に打診もなく、いきなり発表するというやり方についても、理解できないわけではないということですか。
(市長)
行政運営という意味においては、議論が必要かとも思いますが、やはり知事としての考えを今回は示されただけというお話なので、次は県議会で議論していただきたいと思います。
県と喧嘩をしたいわけではないというのがまず私の一番の思いです。県市がきちんと一致して、同じ方向性で向かっていくことが、市民、県民にとって利益になると私は考えています。きちんと冷静にお互い話をして、どういう協力体制がとれるのか、丁寧に議論をしていくことが必要ではないかと思っていますので、変に報道を通して対立をあおられたくはないなと思います。
(毎日新聞社)
午前中にあった県議会の総務委員会で、徳島市との協議を飛ばした上で、県議会の委員会あるいは本会議内で審議することに対して批判が出ました。
徳島市がはなから検討できないという姿勢であれば、それを前提にして県で議論になると思います。そういった意味でお聞きしたいのですが、これは検討に値する話なのか、はなから検討できないような話なのか、どちらでしょうか。
(徳島市)
検討するかどうかも含めてこれからの議論になると思いますが、予算やスケジュール感、市の負担がどのようになるのか、そういったものが今の状況ではわかりませんので、もしホールの建設場所などを変更されるのであれば、まずはそこからなのではないかと思っています。
玉突きでいろんなものが変わっていくと知事は発表されていますけれども、ホールをどうするかによって次、操車場をどうするか、土地をどうするか、現段階の協定をどうするのか、国から徳島市にお金をいただいている部分などもありますし、いろいろ議論すべきことがありますが、判断材料がない段階で、軽々に私の方で今コメントできる状態にはないというのが、正直なところです。
(毎日新聞社)
土地やお金の話をどうするのかという県の説明を受けるのが先で、それから検討に値するのかどうかを判断するという理解でよろしいでしょうか。
(市長)
もちろん予算の問題もそうですが、県議会だけでなく市議会の反応、市民県民の皆さんの反応も含めて判断していくべきと思います。
また、負担割合によっては、市の財政見通しなど、これからの負担状況が変わってくる部分もありますので、もし変更されるというのであれば、もう少し丁寧に議論を進めていかなければいけない問題だと思います。
(毎日新聞社)
後藤田知事が24日の会見で、県と市の基本協定について、新たな協定を作る作業も進めたいと述べられました。つまり再協議や協定の破棄の可能性もありますが、どのように受け止められますか。
(市長)
最終的には県立ホールですので、県に絶対にこうしますと言われたら、市としては難しい部分もあると思います。市が譲与した土地についてはホールの建設を前提になされているという状況ですので、そういったものがどうなっていくのか考えなければいけませんし、文化財の部分で今はホールを建てるということで審議会もとおっていますけれども、操車場がそこに移転してくるとなったときに、それを審議会で認められるのか。そういったことも一つのテーマにはなってくるのかと思います。
(徳島新聞社)
市長のX(旧ツイッター)が3ヶ月近く投稿されていませんが、何か理由はありますか。
(市長)
忙しくて、投稿する時間がなかなか取れないというのが大きい理由です。
(徳島新聞社)
X(旧ツイッター)での投稿というのは、どういった位置づけに置いているのでしょうか。今後どのタイミングで投稿されるのか、ご予定について教えてください。
(市長)
一つの情報発信のツールではあると思っておりますが、徳島市としても先日LINEの機能強化を行うなど、情報発信のいろんなツールを強化している状況なので、私自身の情報発信も大事ですが、徳島市としての情報発信も強化していき、徳島市の施策を市民の方に直接届けられるような形がベストだと思っています。
もちろんX(旧ツイッター)や他のSNSは、1人の政治家としての私としても、徳島市としても情報発信する上で大事なものだと思っていますので、これからも使っていきたいと思っています。
私個人としての投稿はまた近いうちに再開させていただきたいと思います。
(徳島新聞社)
市長は最近コミセンのイベント等によく顔を出されていますが、来春の市長選を意識されているのでしょうか。
(市長)
そうではなく、元々コロナ禍でなければ私は地域を回りたいなと思ってましたし、市長になる前からいろんなイベントにはよく参加をしていました。コロナ禍が明けていろいろなところにやっと行けるようになってきたので、参加できるところには参加しています。
今回もコミセン祭りに参加しましたが、選挙前だからということではありません。
注記:質疑応答は内容を要約しております。
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