更新日:2024年4月12日
日時:令和6年3月27日(水曜日)午前10時30分から
場所:徳島市役所 8階 庁議室
1. 令和6年4月1日付人事異動の概要について
2. ふるさとゆかりの偉人マンガ製作について
3. 本庁舎への広告付きAEDの設置について
4. とくしま動物園 飼育員が動物園を紹介するPR動画について
令和6年4月1日付人事異動の概要について(PDF形式:267KB)
ふるさとゆかりの偉人マンガ製作について(PDF形式:439KB)
本庁舎への広告付きAEDの設置について(PDF形式:473KB)
とくしま動物園 飼育員が動物園を紹介するPR動画について(PDF形式:584KB)
動画配信は、ユーチューブ徳島市公式チャンネル (外部サイト)
注記:この動画は、記者会見の冒頭(市長説明)のみを掲載しています。
注記:動画サイズ=約2.72GB、再生時間=47分35秒
令和6年4月1日付定期人事異動につきまして、本日、内示をいたしましたので、発表させていただきます。
このたびの人事異動におきましては、4月7日に徳島市長選挙の執行を控えていることから、課長級以上の幹部級職員の異動につきましては、退職や役職定年に伴い空席となるポストについて補充を行うことを基本に限定的な異動とし、行政サービスの停滞を招かないよう配慮するとともに、適材適所の人事配置を行い、職員が持つ能力を最大限に発揮し、様々な課題に効果的・効率的に対応できる経営型の組織体制の整備を図りました。
まず、資料1ページの(1)にありますように、異動者の総数につきましては、企業局等を含めた全部局で636人となります。
なお、全職員に対する異動者の割合は、23.4%で、異動の規模としては中規模となります。
次に、(2)の令和6年4月1日時点の職員数につきましては、全部局で前年同時期を20人上回る2,722人となります。
次に、2ページの2、今回の「異動の特徴」についてご説明します。
まず、(1)の「徳島市長選挙の執行を踏まえた限定的な人事異動の実施」につきましては、徳島市長選挙が4月7日に執行されることを踏まえ、4月1日付人事異動は、行政運営の安定的な継続に向けた一定の人員体制の整備等に係るものを対象としました。具体的には、課長級以上の幹部級職員の異動は、退職や役職定年に伴う空席ポストの補充を行うことを基本に、限定的な異動としました。
(2)の「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に向けた体制整備」については、高齢者の心身の多様な課題に対応し、きめ細かな支援を実施できるよう、疾病予防や重症化予防などの保健事業と生活機能の改善などの介護予防事業を一体的に実施することとなりますため、担当課であります健康長寿課の職員を増員し対応します。
(3)の「子育て世帯に対する包括的な支援のための体制強化」については、全ての妊産婦及び子育て世帯等を対象に、包括的かつ継続的な支援に取り組むため、母子保健を管轄する「子育て世代包括支援センター」と児童福祉を管轄する「子ども家庭総合支援拠点」の2つの機能を担う「子ども家庭総合支援室」を「こども家庭センター」に改め、双方の機能の一体的な運用を行うとともに、専門的な知識をもった専門職である保健師を新たに増員配置します。
(4)の「デジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進」につきましては、国が示す「自治体DX推進計画」に基づく、主要20業務を処理するシステムの国の標準準拠システムへの移行作業を加速させるため、子育て支援課、子ども保育課等、関連システムを所管する所属の職員を増員するほか、DXの推進に向けた取組を着実に進めるため、デジタル技術の活用に関する事務等に従事する人材を、令和4年度及び令和5年度に続き、令和6年4月1日付けで1人を新規採用します。
(5)の「女性職員の積極的な登用」につきましては、女性活躍推進法の趣旨を踏まえ、女性職員が個性と能力を十分に発揮できるよう、一層の職域拡大による多様な職務機会の付与や積極的な登用を行います。
なお、今回の人事異動により、令和6年4月1日時点における市長部局等に占める課長補佐以上の職員のうち女性職員の人数は、前年同時期の33人を3人上回る36人となり率にして全体の18.8%、前年比で1.4ポイントの増加となります。
(6)の「国・徳島県への派遣を通じた人事交流による連携強化等」につきましては、本市では、関係団体との連携強化や職員の高度な政策立案能力等の習得を目的として、これまでも内閣官房や消費者庁に職員を派遣するなど、国や徳島県をはじめとする他団体との人事交流を推進しているところです。こうした取組をさらに強化するため、令和6年度においては、総務省に派遣していた職員の帰任に伴う後任として新たな職員を派遣するほか、今回、DXの推進に係る国との連携を図るため、本市では初めて、デジタル庁に職員を派遣します。
(7)の「次代を担う人材の育成」については、支所や税務事務所、福祉事務所等、市民サービスの最前線で活躍する若手・中堅職員を、組織運営を行う担当部署や、主幹課として部内の調整を担当する部署等に配属し、経験を積ませることで、職員の経験や技術を円滑に継承しながら、本市の未来を担う人材を育成いたします。
次に、3ページの3の「行政職の昇任者等」でございますが、副部長級以上の職員では、部長級で1人、副部長級で6人の昇格を予定しております。
次に、3ページ中ほどにございます、4の「退職者」につきましては、全部局で、前年の89人を34人下回る55人となっており、5の「新規採用」につきましては、全部局で、前年の81人を1人下回る80人となっております。
最後に、他部局の人事異動については、4ページにお示ししている参考資料のとおりです。
説明については、以上でございます。
次に、ふるさとゆかりの偉人マンガ製作についてご説明いたします。
今年度、徳島市ではB&G(びーあんどじー)財団の「ふるさとゆかりの偉人マンガの製作と活用事業」の助成を受け、徳島市を代表する人形師、初代天狗久(てんぐひさ)を題材とした、マンガふるさとの偉人「AWADECO(あわでこ)~天狗久(てんぐひさ)と人形浄瑠璃~」を製作しました。
この事業は、教科書では学べない「郷土ゆかりの偉人」に関するマンガを製作し、地元の小中学校等での活用を通じて、ふるさとへの興味関心の向上、将来の生き方や生活を考えるきっかけにつなげることを目的としています。
題材となった初代天狗久(てんぐひさ)(本名:吉岡久吉(よしおかひさきち))は、徳島を代表する伝統芸能「阿波人形浄瑠璃」に使われる阿波木偶の名作を数多く残し、阿波人形浄瑠璃の発展を支えた徳島の偉人です。生涯に制作した人形の頭(かしら)の数は2000体に近いとされ、明治から昭和まで、時代の変化に合わせた人形づくりの技術は、全国的に高く評価されています。しかしながら、市民の皆さんに十分に認知されていることはなく、マンガを制作・活用し、多くの人に知ってほしいと考えました。
天狗久(てんぐひさ)の伝統を受け継ぎながら新しいことに挑戦する姿や、生涯を人形づくりに注いだ仕事へ向き合う姿勢、創意工夫の大切さを取り上げることで、子供たちが自分の将来を考えるきっかけになってほしいと考えています。
また、現代にまで継承されている阿波人形浄瑠璃の文化とその魅力にも触れ、その面白さを知ってもらうことで、ふるさとへの誇りや愛着を育んでほしいと考えています。
今回製作したマンガは、4月から、国府・川内地区の小学5年生を中心に配布し、市内小中学校の図書室などに配布するとともに、電子書籍化してタブレット端末で閲覧できるようにします。
また、3月28日から、市立図書館への配布や徳島市電子図書館での公開をしますので、市民の皆さまにも、そちらで閲覧していただくことができます。
今後は、天狗久(てんぐひさ)と阿波人形浄瑠璃のさらなる普及・啓発のため、小学校の総合学習や道徳の授業での活用や、図書館、博物館などの公共施設で活用事業を展開していきたいと考えております。
次に、本庁舎への広告付きAED(えーいーでぃー)の設置についてご説明いたします。
徳島市民間提案制度に基づく提案事業として、この度、本庁舎へ広告付きのAED(えーいーでぃー)(自動体外式除細動器(じどうたいがいしきじょさいどうき))3台を設置いたしました。
3台の設置場所ですが、来庁者が特に多い、1階と2階に設置いたしました。
まず、左の写真ですが、本館1階、住民課と保険年金課の前に1台設置しております。なお、広告枠3枠につきましても、この付近に設置しています。
次に、中央の写真ですが、南館1階、東側入口の前に1台設置しております。
近くに金融機関のATM(えーてぃーえむ)や、障害福祉課、高齢介護課があるところです。
最後に、右の写真ですが、本館2階、西側の階段室入口の横の壁面に1台設置しております。1階から、らせん階段を上った正面となります。
提案事業者・設置事業者は、株式会社宣通(せんつう)でございます。
救うことができる命を救うため、いざという時にはAED(えーいーでぃー)を積極的に活用してほしいと思います。
続いて、とくしま動物園STELLA PRESCHOOL ANIMAL KINGDOM(すてらぷりすくーるあにまるきんぐだむ)のPR(ぴーあーる)動画について、ご説明いたします。
これから春の観光シーズンを迎え、徳島市を旅先の1つに選んでもらえるようおすすめのスポットとして、とくしま動物園STELLA PRESCHOOL ANIMAL KINGDOM(すてらぷりすくーるあにまるきんぐだむ)の新たなPR(ぴーあーる)動画を制作しました。
とくしま動物園の担当飼育員が飼育員ならではの目線で、カピバラ、ミーアキャット、ライオンの3種類の動物の生態や、癒される豆知識などを交え、動物の魅力を分かりやすく説明しています。
この動画をとおして、市民の皆様をはじめ、全国の方々に、とくしま動物園にお越しいただけたらと思います。
なお、この動画は、昨年10月に株式会社Another works(あなざーわーくす)様と連携協定を締結し、12月より開始した民間複業人材の活用による取組の一つとして、SNSマーケティングアドバイザーの宮本紘季(みやもとこうき)様のアドバイス等を受けながら、職員が手作りで制作したものです。
それでは、動画をご覧ください。 ⇒ 動画再生
ただいま、動画の一部をご覧いただきましたが、動画自体は4分程度のものとなっております。
本日、記者会見終了後、正午からYouTube(ゆーちゅーぶ)徳島市公式チャンネルで公開します。
是非、ご覧ください。
広報広聴課
〒770-8571
徳島県徳島市幸町2丁目5番地(本館9階)
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