更新日:2023年11月27日
令和5年10月29日(日曜)、5階おはなしのへやにて「虫博士 いきものだいすき!ちびっこあつまれー!!」を開催しました。講師は徳島文理大学薬学部准教授 畠山 大先生です。虫の生態について詳しく解説してくださる、毎年大好評のイベントです。
前半は、虫の抜け殻クイズ!皆さんクイズに真剣に回答していました。セミの抜け殻でも大きさや関節部分の違いからミンミンゼミやクマゼミなど種類が分かると教えてくださりました。また、アオスジアゲハのさなぎで育つハエなどの寄生虫もいることが分かりました。
後半は、絶滅危惧種と古代の昆虫についてのお話です。なぜタガメやゲンゴロウの生息数が減少して、絶滅危惧種となっているのかというクイズに、子どもたちが答えていました。また、今いるトンボと古代に生息していたトンボの大きさの比較や、アースロプレウラという幅50センチメートル×2メートル以上ある虫を原寸大サイズで紹介していただきました。子どもたちも保護者の方々(かたがた)も古代の虫たちの大きさにとても驚いていました。
最後は、皆さんが家から持ち寄ったものを顕微鏡で覗いてみました。拡大してみると虫の足など小さなところもよく分かりました。子どもたちは「拡大すると気持ち悪い」と言いながらも真剣に覗いていました。
参加した子どもたちからは「興味がある虫があって楽しかったです」「知らない虫が沢山でめっちゃ楽しかった」保護者の方(かた)からは「とても分かりやすい説明で子どももとても楽しそうでした。メガネウラやアースロプレウラ等実物大を見せてもらって驚きました」という声が届きました。
ご参加いただいた皆さん、畠山先生ありがとうございました。
セミの抜け殻でもこんなに種類があるそうです。
現代のトンボと古代のトンボの大きさはこんなにも異なります。
原寸大のアースロプレウラに皆さん驚いていました。
顕微鏡で見てみると細かいところまで分かり、皆さん夢中になって覗いていました。
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