季節のおすすめ野菜
最終更新日:2017年1月6日
春
たまねぎ
カルシウム、リンのほか、消化を助け、ビタミンB1の吸収をよくする硫化アリルを含んでいます。皮に光沢があり、よく乾燥していて実のしまっているものを選びましょう。
キャベツ
ビタミンCが豊富で、外葉にはカロテンも多く含まれています。胃腸の働きを助けるといわれるビタミンUも含まれています。外葉の緑が濃く、みずみずしいものを選びましょう。
じゃがいも
主成分はでんぷんで、カロリーは米の約半分。加熱しても壊れにくいビタミンC、カリウムを多く含んでいるので高血圧予防の効果があるとされています。表面に傷やしわがなく、皮が薄くふっくらしているものを選びましょう。
青ねぎ
ねぎの独特の匂いの成分は、硫化アリルで消化液の分泌を促して食欲を増進し、体温を高めて血行をよくする効果があります。カルシウムとビタミンC、葉にはカロテンも含まれています。葉に傷やしおれがないものを選びましょう。
夏
なす
栄養成分は少ないが、食物繊維は比較的多いとされています。皮にはナスニンやクロロゲン酸が含まれ、これらは抗酸化作用の優れたポリフェノール類で老化抑制やがんの予防に効果があり、ナスニンは動脈硬化の予防や眼精疲労の回復、クロロゲン酸は血圧や血糖値の正常化に有効とされます。全体にはりがあり、ガクの部分のとげが鋭いものを選びましょう。
トマト
鮮やかな赤い色はリコピンという色素によるもので、リコピンはガンや動脈硬化などの生活習慣病に効果が高いと注目されている成分で、抗酸化作用の数値はβカロテンの2倍ほどあります。また、ビタミンCも多く含んでいます。へたがしおれたり黒ずんでいないもの、丸みがあり割れていないものを選びましょう。
きゅうり
96%が水分でカロリーが低いので歯触りや味覚を楽しむ野菜といえます。ビタミンCを分解する酵素が含まれています。全体につやとはりがあり、表面のイボがとがって身がしまっているものを選びましょう。
すだち
徳島のすだちは全国シェア、ほぼ100%を占めています。すだちはレモンよりもビタミンCが多く含まれ、クエンもたっぷりなので疲労回復に効果があります。またすだちに含まれるカリウムには体内の塩分を排出させる効果があるとされています。
秋
さつまいも
さつまいもは食物繊維とカリウムが多いアルカリ性食品で、さらにポリフェノールや加熱に強い性質をもつビタミンCもふくまれています。皮の色がきれいで、表面に傷やでこぼこのないものを選びましょう。
白葱
ねぎの独特の匂いの成分は、硫化アリルで消化液の分泌を促して食欲を増進し、体温を高めて血行をよくする効果があります。カルシウムとビタミンC、葉にはカロテンも含まれています。白い部分がしまって、全体にみずみずしく弾力があるものを選びましょう。
ごぼう
ごぼうは食物繊維がたっぷりで、含まれている炭水化物の多くはイヌリンで腎臓機能を高めるといわれています。細めでまっすぐ伸びて、ひげ根が少なく肌のきれいなものを選びましょう。
冬
にんじん
だいだい色の色素はカロテン、赤色はリコピンでどちらも抗酸化能力が高いため生活習慣病の予防に効果があります。色、つやがよくて、表面のなめらかなものを選びましょう。
だいこん
だいこんはビタミンC、でんぷん質分解酵素のアミラーゼが豊富です。だいこんは秋から冬に甘みが強くなり、水分もたっぷりと含んでいます。傷がなく、はりがあり肌がきれいなものを選びましょう。
白菜
白菜はビタミンCやカルシウムが比較的多くふくまれています。緑色や黄色の部分にはカロテンが含まれています。外葉がいきいきとしてずっしりと重みのあるものが新鮮で、葉先がみずみずしく切り口の白色が冴えているものを選びましょう。
ほうれん草
ほうれん草は緑黄色野菜の代表格で、カロテン、ビタミンC、鉄分、カルシウム、クロロフィルを多く含んでいます。ほうれん草は葉に張りがあり、緑が濃く茎のしっかりしたものを選びましょう。
この情報はお役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。