平成30年度夏の企画展
最終更新日:2018年6月17日
夏の企画展「徳島のたから」
「たから」とは何でしょうか。明治時代には「たから」を保護する法律として、「古社寺保存法」(のち「国宝保存法」)が制定されます。この法律のもと、徳島出身の小杉榲邨らの活躍により、全国で「国宝」(旧国宝)が指定されました。明治43年(1910)には、徳島で初めて「国宝」(旧国宝)が誕生しました。
現在広く知られる「文化財」という用語は、戦後の「文化財保護法」という画期的な法律によって新たに定められたものです。平成に至り、徳島県内でも、国や地方公共団体によって新たな「文化財」が数多く指定されています。
このように「たから」の捉え方は、時代によって大きく変化しています。特別展「新たな国民のたから」に先立つ本展覧会では「たから」とは何かについて、館蔵資料などから考えていきます。
会期
平成30年6月2日(土曜)から7月16日(月曜)
関連行事
記念講演会 学芸員の語る「徳島のたから」
第1回 6月10日(日曜)13:30~15:00
演題:たからとは何か―「徳島のたから」展の見どころ―
講師:岡本佑弥(当館学芸員)
演題:細川成之像と阿波丈六寺
講師:森脇崇文(当館学芸員)
第2回 6月17日(日曜)13:30~15:00
演題:もの言わぬ資料(モノ)たちの声を聞く―着物・甲冑・刀剣
講師:桑野あさひ(当館学芸員)
演題:「たから」から「文化財」へ
講師:小川裕久(当館係長・学芸員)
第3回 6月23日(土曜)10:00~11:30
演題:幕府隠密のみた徳島藩鉄炮事情
講師:根津寿夫(当館館長)
展示解説
7月8日(日曜) 14:00~15:00
7月15日(日曜) 14:00~15:00
基本情報
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