第3次男女共同参画プラン・とくしま~ひとりひとりが輝く社会をめざして~
最終更新日:2021年4月1日
男女が、お互いの人権を尊重しながら、責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を発揮できる男女共同参画社会の実現は、重要かつ緊要な課題です。
徳島市では、平成15年に「男女共同参画プラン・とくしま~ひとりひとりが輝く社会をめざして~」を策定、平成23年3月には同プラン改訂版(前プラン)を策定し、このプランに基づき、男女共同参画社会の実現に向けて、さまざまな取組みを推進してきました。
このたび、前プランの計画期間が平成28年度で終了することから、引き続き男女共同参画の実現に向けての施策を総合的、計画的に推進するため、平成29年3月に「第3次 男女共同参画プラン・とくしま~ひとりひとりが輝く社会をめざして~」を策定しました。
第3次 男女共同参画プラン・とくしま(PDF形式:3,336KB)
第3次 男女共同参画プラン・とくしま(概要版)(PDF形式:989KB)
プランの基本理念
「だれもが人として心豊かに生きることができる男女共同参画社会の創造」
◆ すべての人の基本的人権を尊重し、社会生活のあらゆる場面で、真の平等が達成され、男女がともに支えあえる社会を目指します。
基本方向1
「人権の尊重と男女平等意識づくり」
日本国憲法では、個人の尊重と法の下の平等が基本的人権として保障されています。これが「男女共同参画社会基本法」の理念の一つとなっています。
女性も男性も、個人として尊重され、性別による差別的な扱いを受けず、個人としての能力を発揮する機会を確保され、それぞれの人権が尊重されることは、男女共同参画社会の前提となります。
本市では、一人ひとりが相手を思いやり、認めあい、お互いの人権を尊重しあう社会実現のため、さまざまな人権施策を積極的に推進していきます。
基本方向2
「あらゆる分野への男女共同参画の推進」
男女共同参画社会を形成していく上で、あらゆる分野における女性の一層の参画が望まれていますが、政治・経済・地域などの各分野に、男女がともに参画することにより、多様な発想がうまれたり、その分野における活動が活性化するなど、新たな発展が期待されています。
本市においても、女性の参画が少ない政策・方針決定過程への女性の参画を推進するとともに、経済・産業分野や防災分野においても多様な担い手や女性リーダー等の育成に努めます。
また、国際社会の動向を踏まえ、国際理解・交流活動や国際化に対応した環境づくりを通じて、国際的視点に立った男女共同参画の推進を図ります。
基本方向3
「男女がともに働きやすい環境づくり」
少子高齢化による労働力人口の減少が進む中で、女性の就業はこれからの経済の活性化に大きく貢献するものです。男女がともに希望に応じて個性と能力を十分に発揮し、活躍できる男女共同参画社会を実現するためには、制度面のみならず、職場、家庭、地域においてバランスのとれた生活ができるよう環境を整備することが必要です。
そのため、本市では男女とも個々の能力を発揮することができる環境整備に向け、関係機関や事務所と連携を図るとともに、子育てや介護をしながら働き続けることができるように公的支援の充実に努めます。
また、地域活動についても男女共同参画の視点に立って行われることにより、あらゆる人の活躍の場と、安心して過ごせる居場所としての地域社会の形成を推進します。
基本方向4
「心豊かに暮らせるための生活環境づくり」
めざすべき男女共同参画社会とは、性別・年齢や障害の有無等にかかわらず、だれもが人として心豊かに暮らせる社会です。このような社会の実現をめざして、一人ひとりが多様な生き方を選択できるような福祉サービス等の充実を図ることが求められています。
家族の介護・看護の役割分担については、少子高齢化の進展や単身世帯の増加などに伴い、一人ひとりが主体的にこれらの役割を担っていくことが必要となってきており、これに対する精神的、身体的、経済的負担の軽減を図るため、総合的に相談、支援できる機関等の充実や周知・広報に努め、必要なサービスを円滑に利用できる環境を整備することが必要です。
また生涯にわたり健康で快適な生活を送るため、女性も男性もお互いに身体的特徴を十分に理解し合い、思いやりを持って生きていくことが大切であり、本市ではそれに対して心身両面からの健康支援や相談体制の充実など、総合的な施策の推進に努めます。
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