第2期徳島市地域福祉計画

　徳島市では、地域における様々な福祉課題に対応するため、平成22年1月に「徳島市地域福祉計画」を策定し、福祉サービスの整備・充実や地域住民・福祉関係団体等の主体的な福祉への取組み支援等の施策を進めてきました。
　このたび、「徳島市地域福祉計画」の計画期間が平成28年度で終了したことから、今後も住民、事業者、社会福祉協議会、行政等が協力して地域における様々な福祉課題解決に取り組むことを目指し、「第2期徳島市地域福祉計画」を策定しました。

　計画の期間は、平成29年度から平成33年度までの5年間とします。
　なお、計画期間中に社会経済情勢や制度改正等、状況が変化した場合には、必要に応じて計画の見直しを行うこととします。

　日々生活を行う場である身近な地域社会において、住民の一人ひとりが住み慣れた地域で障害の有無や年齢等に関わらず、安心して暮らせるまちの実現を目指します。

地域福祉活動を進めるに当たり、私たちは地域の一員であることを自覚しなければなりません。
地域には様々な人が多様性を持ちながら暮らしています。その多様性について理解を深め、認め合いながら、お互いが支え合う地域となるよう、福祉の意識を高めていく取組みを進めます。

情報提供の内容や手段などを工夫しながら、必要な情報が容易に入手できる環境づくりを進めます。また、ニーズを把握し、ニーズに合った適切なサービスの提供に努めます。

一人ひとりが地域福祉の担い手であるという意識を持って生活していくためには、子どもの頃から自然に福祉の心を身につけることが必要です。また、様々な機会を捉えてリーダーの発掘を行うとともに、専門的な活動のできる人材の育成を支援します。

施設や道路といったハードだけでなく、自分以外の人のことを考えるちょっとした気配りや思いやりの気持ちを大切にし、人にやさしいまちの実現に努めます。