ひょうたん島周遊船の電動化に向けた実証実験について
最終更新日:2023年3月13日
徳島市は、SDGsの達成に向けた優れた取組を行う都市として国から「SDGs未来都市」に選定されました。 今後、社会課題の解決に向け、さまざまな取組を展開していきます。
その一つとして「ひょうたん島周遊船」電動化に向けた取組を、ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市)と連携して進めています。
「ひょうたん島クルーズ」については、こちらをご覧ください。
「HARMO」(ハルモ)搭載のポンツーンボートを使った実証実験第2弾 (注)終了しました
第2弾となる今回は、従来の周遊船と同じ形のポンツーンボート(ヤマハ発動機所有、乗員含む10人乗り)に次世代操船システム「HARMO」(ハルモ)を2機搭載して運航し、新しい「コト」(使い方)を検証しました。
実証実験第2弾で運航した電動船(実物)
水上カフェ (注)終了しました
しんまちボードウォークで開催されるパンとコーヒーのイベント「パンとコーヒーときどきビール」と連携して、水上カフェとしての使い方を提案しました。来場者にはコーヒーやビールを味わいながら、電動船の静かさやスムーズさを体感していただきました。
1.と き 令和5年3月11日(土曜)
2.ところ 新町川東公園ステージ(しんまちボードウォーク)
3.乗船方法 無料・申込不要(現地で先着順)
4.乗船区間 新町橋からふれあい橋間の周遊(約10分程度)
試乗会 (注)終了しました
1.期間及び乗船場所
期間 | 運航時間 | 乗船場所 | コース |
---|---|---|---|
2月27日(月曜)から3月4日(土曜)まで | 13:00及び15:00の2回 | 両国橋北詰ボートハウス | 両国橋から佐古大橋付近まで |
3月6日(月曜)から10日(金曜)まで | 13:00及び15:00の2回 | 徳島中央公園の助任川沿い | 助任川河岸緑地付近 |
2.乗船方法 無料・申込不要(現地で先着順)
「蜂須賀桜」観桜ツアーによる試乗 (注)終了しました
3月5日(日曜)、一般社団法人ツーリズム徳島主催の「駅からウオーク 蜂須賀桜を見て歩き」の行程の一部として、ツアー参加者が両国橋から助任橋河岸緑地まで試乗しました。
船上ジャズ演奏 (注)終了しました
電動モーターの静かさなどを生かした使い方の一例として、船上からのジャズやポップスなどの演奏を披露しました。
- と き 令和5年2月26日(日曜) 午前10時と午前11時30分の2回(約30分間)
- ところ 新町川・阿波製紙水際公園(新町川水際公園)とくしまマルシェ会場
小型電動船を使った実証実験(試乗会)(注)令和4年8月。終了しました
ヤマハ発動機所有の次世代操船システム「HARMO」を搭載した小型電動船(7人乗り)を使用し、各種データを収集するための実証実験として、市民向け無料試乗会(両国橋北詰ボートハウス前から春日橋までの往復約1km)を令和4年8月11日から19日まで開催しました。
小型電動船の実物(写真:ヤマハ発動機株式会社)
小型電動船の概要
電動推進ユニットとステアリングシステムを統合した次世代操船システム「HARMO」を搭載しています。
- 名称:エンクハウゼン艇(ヤマハ発動機所有)
- 全長:6.15メートル
- 幅:2.35メートル
- 定員:7名(操船者含む)
「HARMO」(ハルモ)について
HARMOは、電動モーターを動力とする推進器ユニットと動作を制御するリモートコントロールボックス、直感的な操作を可能とするジョイスティックなどで構成された「次世代操船システムプラットフォーム」です。
電動ならではの静粛性により、乗船者がさらに快適に過ごすことができるスマートパッケージボートの提供を目指して開発されました。
今後の実証実験・運行の予定について
- 試乗会を通して運航データ、課題を収集し、今後の電動化に必要な仕様を検討します。
- 次に「屋形船」を電動化することとし、令和5年春に改造に着手します。
- 令和5年度に「屋形船」で実証運航を開始し、その結果を踏まえて将来の周遊船(ポンツーン船)の電動化を検討していきます。
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